基礎パッキンと土台
前回は、基礎立ち上がりコンクリの打設でした。今回は、床下換気の為の基礎パッキンと土台の設置工事写真を紹介します。
その前に、ちょっと基礎パッキン工法とは?
最近の家はいろいろな面で進んでます!何が進んでいるかと言いますと、昔は基礎部分に通気孔があり、それが床下の換気の役割を果たしてました。
従来採用されていた、通気口だと基礎の所々に風穴があるわけですので、地震や経年劣化により風穴部分から壊れやすくなります。これは、阪神淡路大震災の反省点の1つです。
現在は、厚さ2cmほどのパッキンを基礎と土台の間に敷いて、そのパッキンが基礎全周に敷かれています。これにより、床下換気が不十分で湿気が溜まりやすい基礎コーナー部分の換気も十分にできるようになりました。
また、従来の基礎に比べて風穴が無くなってますので、基礎の強度が上がってますので昔に比べると地震に強い基礎となっています。
メリットは、シロアリや害虫による被害を防ぐことが昔のタイプより効果が高くなっています。また地震に対しての耐性も向上しています。
ちょっと、わかりづらいですが、全周に基礎パッキンが敷かれています。最近はこの基礎パッキン工法が多くなっているようです。
ただし、外断熱工法はちょっと違うようです。