太陽光発電、売電価格が2倍に!
いよいよ固定価格買取制度(FIT)が義務化される?
今回もタマホームとは関係のない記事になりますが、太陽光発電の導入を検討している私にとって、とても嬉しいニュースが発表されましたので、紹介しようと思います。「ニュース見たんで知ってるよ~」て方は読み飛ばしちゃって下さい。
さて、ご存知の方も多いかと思いますが固定価格買取制度とは、太陽光発電による電力を一般電力よりも高い価格で買い取る制度で「フィード・イン・タリフ(FIT)」とも呼ばれており、ドイツをはじめ、世界各国で導入されている制度です。
このフィードイン・タリフ、ドイツで導入されてからは、太陽光発電の普及率はすごい勢いで上昇し、それまで世界一だった日本をあっという間に追い抜いてしまいました。
そんな中、日本もいよいよフィードイン・タリフの導入を検討しているようです。
なかなか上がらなかった太陽光発電の普及率も、固定価格買取制度が開始されれば、日本においても普及率は上がることが推測されます。
電力会社に2倍価格で買い取り義務化
まだ検討段階なので、確定したわけではありませんが、ほぼ固定価格買取制度は実現すると思われます。
では、各メディアで報じられているニュースから固定価格買取制度の内容をまとめてみました。
◆固定価格買取制度(フィードイン・タリフ)の予定内容
- 2009年2月現在の余剰電力買取価格は、24円。これが、50円近くの買取価格となる。
- 2010年(平成22年)に固定価格買取制度を導入予定。
- 買取制度期間は制度導入後、10年間を予定。
- 買取価格は10年間で年度ごとに段階的に下がる。(買取価格が安くなる。例:50円⇒40円⇒30円など)
- 電力会社の負担増化分は、通常電気料金に転嫁。標準家庭で1月あたり100円程度の値上げ予定。
- 太陽光発電システムの初期投資回収期間が25年程度から、15年程度に大幅に短縮される。
- 既に発電装置を設置している利用者と制度開始から3から5年に設置する利用者が対象。
以上のような内容となっていますが、まだ検討段階ということなので、今後、内容が変更になることも考えられます。
ドイツの固定価格買取制度に比べると、まだまだ及びませんが、これまで固定価格買取制度の導入に否定的であった経済産業省も、本気で太陽光発電を普及させようという気になったか。という感じがします。一歩前進といったところでしょうか。
参考資料:
- 買取制度の概要 – 資源エネルギー庁 – 経済産業省pdf
- 家庭の太陽光発電、高く買い取り 電力会社に義務づけ
- 太陽光発電の技術の現状とロードマップ(pdf)
この固定価格買取制度の実現は2010年となりそうなので、今から太陽光発電システムをしっかり比較して、2010年には太陽光発電システムをタマホームの我が家の屋根に載せられるよう勉強しとかねばと。思うことができたニュースでした。
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