タマホームでの床鳴り(原因)

床鳴りの原因調査

フローリング005

毎年、冬になると我が家(タマホーム)では床鳴りが発生しています。

この「床鳴り」気にしなければ、どうって事ないのですが、「新築なのに床鳴りするもんなの?」って思ってしまいます。また、我が家には7ヶ月になる娘がいて、夜中にリビングや和室を歩いた時の「ギイ~」という床鳴りの音で目を覚ましてしまうこともあります。

娘が目を覚ますと床鳴りよりひどい泣き声が家中に響きわたります。(泣

床鳴りの解消方法があれば何とかしたいのですが、なにぶん床鳴りに関する知識が乏しい状態です。
なので、我が家での床鳴りを解消するために「床鳴りの原因」についてまずは調べてみました。

床鳴りの原因は、構造と材料。

タマホームの剛床工法

タマホームの剛床工法

床鳴りについて調べていくと、「床鳴りの原因は多岐にわたり、シロウトでは原因をつきとめ床鳴りを解消することは難しい。」ようです。補修などにより、いったんは床鳴りが解消されても再発することが結構あるようですし...。

そうはいっても我が家での床鳴りをどうにかしたいので、多数ある床鳴りの発生原因について調べてみました。その結果、床鳴りの原因には「構造」と「材料」の大きく2つに分類されるようです。

家の構造や、使用している床材などによっても原因は大きく変わってきますが、一般的に考えられる原因を挙げ、その中から我が家の住環境とは関係なさそうな項目を削除していけば、床鳴りの原因が特定されてくるのでは?と考えてます。

まずは考えられる原因を「構造」と「材料」から分類してまとめてみました。

構造的な問題

構造的な問題になると、シロウトの私には少し難しい問題になってきますが、構造的な問題で発生する床鳴り原因は以下のような項目があります。

  1. 根太ピッチや大引きの強度不足。
  2. 床束の不足。
  3. 床下地の土台や根太に水平が保たれていない。
床下構造

床下構造

どの項目も、専門的な知識が必要となる難しい内容ですね。強度計算が必要になりそうですし...。

構造に問題があっては困るのですが、構造的な問題で発生する床鳴りには「大引き」、「根太」、「梁」が関係しています。

つまり、「梁の大きさや太さ」、「根太ピッチと高さ」、「大引きの強度」といった床全体の剛性不足から、人の歩行で「たわみ」が発生し、その結果としてできた「すきま」が床鳴りを発生させているようです。

こういった構造的な問題が仮にタマホームの我が家にあった場合、シロウトの私では床鳴りを解消することは難しいかもしれません。

ちなみにタマホームの床構造では、根太を使用しておらず、24ミリ厚の構造用合板を貼り付ける「剛床工法」という構造になっています。この工法で、十分な床剛性が得られているのかは不明ですが、24ミリ厚の構造用合板が床鳴りに大きく関係していそうな気がしています。

参考資料:
住まいの水先案内人の「床はなぜきしむ」

床材や施工法に問題がある場合

床材の膨張・収縮といった床材質の問題や、材料の接着不良といった、施工法の問題などで発生する床鳴りの原因は以下のようなものがあります。

フローリングの実

フローリングの実

  1. 根太と床材との接着不良(根太に直接、床材を貼り付ける場合。)
  2. 根太や梁、大引きなどの木痩せによる浮き。
  3. フローリングの接合部分の膨張・収縮による「実鳴り」
  4. 下地が乾燥収縮により、フローリングと下地の間に隙間ができる(接着剤のはがれ)。
  5. 大引きを支える床束との浮き。
  6. 下地合板と床軸組み(根太) との浮き。
  7. 床合板のつなぎ目がきしんでいる。
  8. 床材を固定する釘がフローリングと下地の木材(根太や合板)との間でこすれる。「釘鳴り」。
  9. フローリング自体の膨張・収縮による浮き。

結構な項目が床鳴り原因としてありますよね。

ここに挙げた項目以外にも、床鳴り原因はありますが、共通して言えることは、「すきま(浮き)」と「木材の膨張・収縮」だと思います。

木材の性質上、膨張・収縮、木痩せは避けられませんが、接着剤の性能や固定釘の使い方で、床鳴りの原因となる「すきま(浮き)」、「実鳴り」は防ぐことができそうです。

まとめ

こうして床鳴りについて調べてみると、その原因は多くあり、発生箇所を特定することが難しい。という事を強く感じました。また、多くの費用と労力を使って床鳴り対策しても再発したり、木材の性質から数年後には、木痩せ等により床鳴りが発生する可能性もあるようです。

したがって、床鳴りを解消するためには発生箇所の特定と原因追求が重要であり、適切な補修を行うことができなければ床鳴り解消は難しい。といえそうです。

床鳴り対策は難しいようですが、何かしらの解決策を見つけるためには、シロウトなりに床鳴りの考えられる原因をタマホームの我が家の床構造や床状況にあてはめていくことで、少しは原因と発生箇所を特定できるかもしれません。

シロウト考えなのでそう簡単には床鳴りを解消することはできないかもしれませんが、今回調べた考えられる床鳴り原因から、少しずつ床鳴り対策を検証していけば床鳴りも解消できるかもしれません。

次回に、タマホームの床構造や床材といった現状から考えられる原因を絞っていこうかと思ってます。

タマホームでの床鳴り(原因)” に対して5件のコメントがあります。

  1. ピンバック: フローリング*1 床鳴りとその対策 | 小さな家。通信
  2. 匿名 より:

    当家も床鳴りでなやんでいます。

    合板でも収縮するから仕方が無いのですが・・・

    1. haruharu より:

      匿名さん、コメントありがとうございます^^
      床鳴りで悩んでいる方は結構多いようですね・・・我が家もそうでしたけど。

      とりあえず、簡単にできる(?)方法は、やはり床束の増設ですね。
      ホームセンターで1本、1000円程度で購入できますんで、検討されてみてはどうでしょう。
      床下に潜っての作業はちょっと大変ですが、効果は高いですよ^^

  3. 匿名 より:

    新築後2年ほどで、我が家もタマホーム シフクの家で至る所で床鳴りに悩まされています。

    値段相応のクオリティーなんですかね?

    1. haruharu より:

      匿名さん、コメントありがとうございます。

      >「新築後2年ほどで、我が家もタマホーム シフクの家で至る所で床鳴りに悩まされています。」
      そうですか・・・床鳴りしているんですね。

      私も当時、いろいろ調べてみたのですがタマホームで建てられた方でも床鳴りしていない方も多くいらっしゃいました。
      つまり、タマホームの家に問題が大きいのではなく、大工工事の腕に影響される方が影響が高いと思っています。

      我が家の場合、タマホームのアフターに連絡し床鳴り対応して頂きましたが、治らずじまいでした。
      なので、自身で鋼製床束をホームセンターで購入し、床下に潜り、追加で設置することで床鳴りは解消できました。
      標準の設置本数での調整は素人には難しいと判断し、追加で対応しようという結論です。

      >「値段相応のクオリティーなんですかね?」
      タマホームは安く家を建てることができますが、フォローがいまいちなのでタマホームのアフターフォロー担当者によるところが大きいと思っています。
      10年以上住んでいますが、値段の割にはいい家だと思います。

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