タマホーム床仕様から原因特定

タマホーム床仕様から原因特定

フローリング実毎年、冬になると床鳴りが発生するタマホームの我が家。乾燥する季節になると床鳴りが気になりだします。

以前、タマホームのアフターに床鳴りの修正をしてもらい、一時的に床鳴りは解消されたのですが、すぐに再発しており、完全に床鳴りは解消されていません。

さまざまな要因が考えられるため、簡単には床鳴り解消できないのは理解できますが、「新築なのに床鳴りはちょっと...。」と思うところもあります。

なので、自力で床鳴り解消するために、タマホームの床構造や床仕様から一般的に考えられる床鳴り原因にあてはめて原因を絞り込み、床鳴り対策を考えてみました。

一般的に考えられる床鳴りのピックアップ記事:「タマホームの床鳴り(原因)

まずは、タマホームの床構造と仕様について調べてみました。

タマホームの床構造と仕様

我が家は「タマホーム 大安心の家」という標準的な家で建てましたが、タマホームの床は「剛床工法」という床工法を採用しています。

剛床工法は一般的な床構造と異なり、根太レスといった特徴があります。
我が家の場合は以下のようになっています。

タマホームの剛床工法

構造用合板

24ミリ厚構造用合板

  • 根太レス
  • 24ミリ厚構造用合板(実なし)。
  • 構造用合板はN75釘、150ミリピッチで固定。
  • 床下断熱材はカネライト30ミリ(標準仕様)。
  • 12ミリ厚複合フローリング(EIDAI製)。
  • コースレッドは未使用。
  • フローリングは釘と接着剤で固定。

タマホームの剛床工法は上記のような内容となっています。また、タマホームのホームページを見ると、以下のように説明されています。

タマホームの床は1、2階全フロアの床梁の間に1mピッチで90mm×90mmの木材を配置し、その上から24mm厚の構造用合板を直接留めつける剛床工法を採用しています。

この工法は床をひとつの面として一体化させているため、横からの力にも非常に強い構造となっており、建物のねじれや変形も防ぎます。木造軸組工法の中では最も耐震性に優れた床組の施工方法であり、台風にも抜群の強度を誇りながら、耐火性、遮音性にも優れています。

といった具合に剛床工法の特徴を紹介していますが、実際の数値、性能、剛性は不明で、一般的な家よりは剛性があるだろうというレベルだと思っています。建築基準法はクリアしていると思いますので、耐震等級1以上になりますね。(間取りや仕様によっては耐震等級2以上の家もあるようです。)

この剛床工法が床鳴りしやすい構造なのかは、わかりませんが、24ミリ厚の構造用合板は吸湿などにより”そり”が起こりやすいように思います。

タマホームでは、N75釘で150ミリ間隔で合板を固定しているようですが、1m×2mという大きな合板なので、”そりやすさ”といった事が、床鳴りに影響してるのでは?と思ってます。(シロウト考えです。)

ちなみに剛床工法とは、
根太を設けず梁に直接厚い(厚み24~28mm)合板を張り付ける床組みで、根太工法に比べ地震や台風時に発生する水平力に対して強く、火打ち梁をつかった工法の数倍の変形しにくさをもっています。別名、根太レス工法とも言われています。

タマホームの我が家の床鳴り原因を絞り込む。

タマホームで採用している「剛床工法」から、我が家で発生する床鳴りの原因を絞り込むと以下のような原因が考えられます。

  1. 床材(フローリングの実鳴り)
  2. 構造用合板のつなぎ部分でのこすれ
  3. 大引きの浮き
  4. 床束の不足(剛性不足)
  5. 床用断熱材のこすれ

数ある床鳴り原因項目を、我が家でのタマホームの床仕様や発生状況にあてはめて考えてみると、上記5項目のいずれかが床鳴り原因でほぼ間違いないと思われます。

また、冬場に床鳴りが発生しているということから、木痩せによる「大引きの浮き」あたりが一番怪しいように思いますが、床下に入り調べてみないと、はっきりとした原因はわかりませんね。

近いうちに床下に入り、調べてみる予定です。

床鳴り発生状況から原因を考える。

我が家で発生している床鳴りは、「リビング」、「和室」、「洗面所」で発生しています。

下地はどの場所も同じですが、床鳴りが発生している3箇所では、床材が異なっています。リビングではフローリング、和室では畳、洗面所ではクッションフロア。

はっきりとは言えませんが、床材が原因での床鳴りの可能性は低いように思います。どの部分でも共通して考えられる床鳴り原因は、

1.構造用合板のつなぎ

構造用合板の施工

構造用合板の施工

大引きに2m×1mの合板がN75釘を使って150ミリピッチで固定されています。大工さんの腕や、施工がまずいと、合板間の”すきま”で「こすれ」が発生し、床鳴りが発生する可能性もありますが、普通に施工されていれば、合板間のこすれでの床鳴りは考えにくいですね。

ただ、吸湿による構造用合板の”そり”が発生すると、これが原因で床鳴りが発生する可能性もありそうです。

2.大引きの浮き

大引き

大引き

木痩せなどによって起きる、「大引きの浮き」。これが、我が家で発生している床鳴り原因の有力候補です。

冬場の乾燥した時期に床鳴りが発生しているし、完成して4ヵ月後に地震が数回ありました。こういったことから考えると、大引きと床材、もしくは床束が浮いている可能性があります。

大引きが浮いているのか、床下に潜って入念にチェックする必要がありますね。

3.床束の不足

高さ調整可能な床束

高さ調整可能な床束

タマホームでは鋼製床束を使用しています。タマホームからもらった図面「床伏図」をみると1m間隔で鋼製床束が設置されています。

1m間隔であれば剛性は十分のように思いますが、多少は床鳴りに影響しているかもしれません。床束はホームセンターでも売られているので、床束を追加し、床剛性を上げてみるという方法も検討中です。

4.断熱材のこすれ

タマホームの剛床工法

タマホームの剛床工法

タマホームに断熱材の固定方法を確認してみたのですが、どうやら「はめ込んでいる」だけのようです。

床下に潜り、調べてみればはっきりしますが、仮にはめ込んでいるだけだとすると、合板のたわみで断熱材が動かされ、こすれたような音がするかもしれません。

24ミリ厚の構造用合板なので、たわみは殆どないと思いますが、実際に断熱材を外すと床鳴りしなくなったという事例もあるようです。

以上の4項目になります。
だいぶ、床鳴り原因が絞り込めてきたので、床下に潜り、上記4項目を重点的に現状を調べてみようかと思ってます。

まだちょっと寒いですが、床下に入る準備はできてますので、次回に床下調査結果を記事にできればと思っています。
床鳴りの原因が発見できれば、言う事なしですね。

タマホーム床仕様から原因特定” に対して10件のコメントがあります。

  1. 雲太 より:

    おはようございます。お久しぶりです!
    はるはるさん家の床鳴り、なかなか解消しないようですね。「いくらかは仕方がない」のかもしれないですが、新築当年から数箇所でとなると、「仕方がない」と思いづらいかもしれませんね。
    それにしてもよく調べられてますね。家が建ちあがった後にこれだけ調べるパワーがすごいです。
    雲太はお茶を濁すような記事でだらだら更新を続けちゃってます・・・(笑)

  2. はるはる より:

    SECRET: 0
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    雲太さん、コメントありがとうございます。
    そうなんですよね~。床鳴りがなかなか解消できずに困っています。
    仕方のない部分もありますが、直せるものなら直しておきたいので、いろいろ調べているところです。
    家は建ちあがってますが、記事更新は月1ペースでのんびりやってます。
    雲太さんの方が、月に何件も記事を書かれているのでパワーがあるな~って思いながら読ませてもらってますよ。
    何にしても、継続させることは難しいですね。

  3. 工務店 より:

    わたしは木造の工務店なのですが、タマホームさんは工期にも問題があるんじゃないですか?
    あれだけ短い工期ではねえ。
    剛床工法なんて今は工務店だろうがハウスメーカーだろうが採用してるしそんな冬だからって床鳴りは聞いたことないですよ。
    木造住宅は無垢でも集成材でもある程度の工期を持って施工するのが普通ですよ。その間に構造材が馴染んでくるのですから。

  4. はるはる より:

    工務店さん、コメントありがとうございます。
    確かにタマホームは工期が2ヶ月ちょっとと非常に短い期間で仕上げてます。
    安く建てる為には、工期短縮が必要のようですし...。
    タマホームの安さの理由のひとつですね。
    床鳴りについて、いろいろ調べていると、工務店さんのご指摘の通り、養生期間や工期が短すぎると、構造材が馴染みきれず、不具合が発生することがあるようです。
    我が家の場合は、工期が短いために床鳴りが発生しているのかわかりませんが、他のタマホームで建てられた方で床鳴りが発生している、という情報はあまりみかけません。
    我が家の大工さんの施工がまずかったのか、材料に問題があったのかはわかりませんが、床鳴りはなんとか解消できないかと考えています。
    しょせんシロウト考えなので、床鳴りが解消できるかわかりませんが、いろいろ試してみようかとも考えています。
    参考になるコメントありがとうございました。

  5. まっしー。 より:

    始めまして住宅の瑕疵検査を業務として行っているものです
    「シロウト考え」はとても大事なことです
    プロとしての目線で死角が生まれることも有ると考えています
    私自身の仕事に活用させていただきますね

    原因は現場を見ないと特定できませんがブログ今後もチェックさせていただきます

    1. はるはる より:

      まっしーさん、コメントありがとうございます。

      まっしーさんは、住宅の瑕疵検査業務の方なんですね。コメント頂けるとは恐縮です。
      プロの方にそういっていただけるとなんだか嬉しいですね^^

      コメントが遅くなりましたが、またプロの方に記事をチェックしていただけると心強いです。
      コメントありがとうございました。

  6. しゅうちゃん より:

     こんにちは、私もタマホーム入居4年弱ですが、床鳴りには悩まされています。
     赤ちゃんが床に寝て居るときに、そろそろ歩き床鳴りがする赤ちゃんがビクとして気になって歩きづらいです。
     床鳴りは、玄関回り、居間、食堂、廊下、部屋の入り口周辺などの良く通る所ほど酷く温湿度で変化します。
     最近、気づいたのですが、音がすると続けて同じ場所では置きにくいですが例えば玄関のA点で音が出るB点にC点にそしてA点とグルグル回って行くのです。だからA点で音がしたと執拗にしても音はだんだん低くなります。
     フローリングに穴を開け接着剤を注射針で入れて貼り付けると言うので、後遺症を心配し馴染んで音がしなくなるかと対応を見合わせていましたが、先日サービスの方に床下から束床を軽くしめて貰い少し改善された気がします。
     サービスは、音は長いつきあいになると言っています。サービスは永遠に来てくれるとは思えず諦めるのを待っているでは無いかと思ったりしています。

    1. haruharu より:

      しゅうちゃんさん、コメントありがとうございます。

      入居4年弱ですか・・・私も入居4年弱です^^

      我が家の場合でも床鳴りは入居後1年ほどで気になるようになってきました。しゅうちゃんさんとこと同じで床鳴りの音で夜に子供が泣き出さないかヒヤヒヤしていました・・

      タマホームで建てられた方の中でも床鳴りが発生しているお宅もあれば、床鳴りのしないお宅もあるようです。これは私の勝手な想像になりますが床鳴りは床束を調整した職人さんによる技術の差なのだと思っています。

      我が家の場合でもタマホームのサービスによる床束の調整で床鳴りはかなり改善されました。ただ、1ヶ月もすると床鳴りがまた発生してしまいましたが・・・
      これでは埒があかないので、ホームセンターで床束を購入し、自分で床束の増設を行ってみました。その結果、タマホームのサービスよりは床鳴りは改善されましたよ~。

      最終的には、タマホームのサービスが言われるように、木材の特性上「音は長い付き合い」になると思います。
      ですが、せっかく新築したのですから快適に過ごしたいですよね^^

      良いサービスマンならいいのですが、イマイチなサービスが担当になると改善は期待できませんので、床鳴りのひどい場所に床束を増設してみてはどうでしょう。

      ただ、床束の調整は支え加減が難しいので根気が必要です・・

      しゅうちゃんさんの参考になれば幸いです^^

  7. りょうちゃん より:

    時節はずれで読みました。
    大引きが1m間隔で組まれていますよね。組んでいるだけなんですよ、つまり木材同士が合わさっているだけです木材と木材が結合されていません。この組手の上に合板が乗っているだけとお考えください。合板は鋼ではありません板です。合板にかかる荷重は組手部分が支えているのです。落とし込んでいる加工なので上下には動く構造です。ここを釘等で固定したとしても動きます。L字のプレートを両側から沿わせてビスでプレートを固定してあげれば木材のきしみ音はなくなります。束からはきしみ音が出るわけがありません。
    この問題に早くから取り組み、ギャンガーープレートという特許を取ったものです。床下に潜れればかなずちで打ち込むだけの固定です。売ってはおりませんが試しに2個あれば実験できます。差し上げましょうか?。

    1. haruharu より:

      りょうちゃんさん、コメントありがとうございます。

      ご指摘の通り、大引きの上に合板がのっかてる状態で、たわみなどによりる床鳴りが一番可能性が高いです。

      事実、床束増設で床鳴りが解消できました。ただ、L字プレートではないので地震などの揺れによって外れることも考えられます。外れた場合、床鳴りの再発も懸念されますね。

      大変ありがたいご好意を提案していただきましたが、現在床鳴りが解消できていますので、またの機会があればお願いします。

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