タマホームの2年点検(まとめ編)
タマホームの2年点検(まとめ編)
前回、紹介しきれなかった2年点検の続きになります。
前回は2年点検内容について①~③まで紹介しました。
①.聞き取り調査
②.建具の動作確認と調整
③.クロス接合部の確認とコーキング
今回は2年点検内容についての④から⑥までです。④からは通常の点検と異なり、「2年間住んだ家の点検」といった感じのする内容となっています。
2年点検内容
④.シャワー、トイレ、キッチンなどの確認
シャワーやトイレの確認は1年点検の時には行っていませんでしたが、今回は、細かいところまで点検されてました。その理由として短期保証期間の2年が今回の2年点検で保証期間終了となるため、細かくチェックしていたそうです。
短期保証については、以下のサイトで詳しくわかりやすく説明されています。
過去記事の「地盤保証について」で、タマホームの10年保証についての簡単な紹介記事もあります。
10年長期保証は知ってましたが、短期保証はほとんど気にしていませんでした。(汗
当然のことですが、保証期間が過ぎれば有償修理となるので、短期保証対象製品で気になる点があれば保障期間内にタマホームに相談しといた方が無難です。
おまけ
浄水器には浄水用のカートリッジが取り付けられていますが、我が家では一度も交換したことがありません。
このカートリッジは定期的に交換しないと雑菌がかえって多くなるので、カートリッジの交換契約していないのであれば、カートリッジは使わない方が良いとのことでした。
まったく気にしていなかったのですが、確かに雑菌だらけの水を使ってるようなもんですね。すぐに外してカートリッジは使用しないようにしています。(1本3900円は、ちょっと...。)
参考資料:タカギ みず工房 交換用カートリッジ
交換用カートリッジの純正品は高いので、代替品が安くあれば購入も検討してみようと思ったのですが、残念ながら見つかりませんでした。(もっとよく探せばあるかもしれませんが...)
⑤.床下点検
床下は、もともとタマホームの点検項目に入っていたのかわかりませんが、聞き取り調査の時に、「基礎の状態、断熱材の外れ、大引きの割れを確認して欲しい」と話しをしていたので、床下点検を行ってます。
●基礎の状態 ⇒ 問題なし
●大引きの割れ ⇒ 通常、割れるもの。強度的にも問題なしとのこと。
●断熱材の外れ ⇒ 断熱材を釘で修正・固定。
●配管水漏れ ⇒ 問題なし
●床束調整 ⇒ 床鳴りの話をしたら、全体的に調整した方がよいとの事で、全体的に床束調整。
床下点検結果としては、以上のようになっています。
床束の全体的な調整をしてもらえるとは思っていなかったので、とても助かりました。タマホームにしては珍しく、とても良い方のようです。
床下の点検は個人でも可能なので、たまには潜ってシロアリ被害、配管水漏れ、基礎のひび割れなど、確認しておくと安心できますね。
⑥.エコキュートのメンテナンス
1年点検の時にはなかったのですが、2年点検ではエコキュートの排水方法の説明がありました。
今回教えてもらったのが、「逃し弁の点検」、「タンクの水抜き(沈でん物の排出)」、「ストレーナの掃除」といった項目です。これは月に1回程度、点検、清掃を行った方がよいそうです。
エコキュートの取り扱い説明書に、簡単な手順は書かれていますが、ストレーナの掃除だけは手順が載っていませんでした。
◆タンクの排水手順
①.カバーを外す
②.ねじをゆるめ、取り外す。
排水ハンドルは上図の手の位置にあります。
(拡大可)
③.ハンドルを右に90°回すとホースからお湯(水)が出る。
④.止めるときはハンドルを左に90°回し、ハンドルの矢印を通常位置に合わせ、③で取り外したネジを取り付ける。
これで、タンク内の沈殿物が排出できるそうです。排水しているお湯を見る限りでは、汚れたような感じはなかったですね。
エコキュートを長持ちさせるため、タンク内のお湯をキレイな状態に保つため、故障を早期に発見するためには、こういった点検も必要ですね。
◆逃し弁の点検
(エコキュート全体図:拡大可)
①タンク排水管からお湯(水)が出ていないことを確認する。
②逃し弁のレバーを上げて、タンク排水管からお湯(水)が出ることを確認する。逃し弁は、エコキュート本体上部の左側にありました。(我が家の場合です。)
③逃し弁のレバーを下げてお湯(水)が止まることを確認する。お湯(水)が止まらないときは、レバーを2~3度上げ下げする。
レバーを上げたときにタンク排水管から、お湯(水)が出ない場合や、レバーが下がっているのにお湯(水)がでる場合は、弁類の故障の可能性が高いようです。
注意点
- 点検後は、必ず逃し弁のレバーを下げること。(故障の原因になる)
- 沸き上げ中に、少量のお湯が排水されますが、これは正常な動作だそうです。
◆ストレーナの掃除
①.ネジを外す
本体、中段のカバーを外すと、ストレーナが見えます。
②.ストレーナフィルターを外す
意外と汚れていますね。2年間、一度も掃除していませんでした。
③.掃除して取り付ける。
この作業はタマホームのアフターMさんに教えてもらいながら行っています。意外と簡単にできます。
これ以外にも定期点検項目もありますが、今回は、1ヶ月に1度は行った方が良いという点検内容を教えてもらいました。
参考資料:
おおまかな点検内容としては、上記6項目ですね。
猫バカ☆ だい♪さんもタマホームで建てられ、1年点検の内容を詳しく書かれていますので、こちらも参考になります。
◆まとめ
今回の2年点検は、約3時間という長い時間点検して頂きました。今までの点検では、1時間程度で終わっていたので、今回から担当してもらうようになったアフター担当Mさんの人柄というか、性格なのでしょうね。
今回の点検結果として、点検⇒不具合修正という、とても良い流れで2年点検ができたと感じています。また、いろいろと役立つ話しも聞けたので、これまで気になっていた点もいくらか解消する事もできました。
「何か問題があれば、いつでも呼んでください。」と、最後までとてもいい方でした。
大変おつかれさまでした。
次回のタマホームの定期点検は5年点検となります。
その時までに自分で点検・補修を行うことも出てくると思いますが、アフターのMさんに相談することで、よいアドバイスがもらえそうな気がしています。
今回の2年点検は80点です。